働き方改革や新型コロナウイルスの影響により、以前よりも身近になってきた『副業』。
最近では副業OKの会社も増えるなど、副業に触れる機会が増えてきました。
そこで今回は、副業に関する気になるところを徹底解説します!
…など。
副業を検討している人、今の収入に+αの収入を得たい人は本記事が参考になるはずです!
副業とは、本業とは別に追加で仕事を行うことを指します。主に自分のスキルや趣味を活かして、収入を増やすのが一般的です。
副業の種類にはフリーランスとしての仕事や、アフィリエイトなどのネットビジネス、投資や不動産運用など、多様な種類があります。
ただし、副業を行う際には所属する企業の規定や法律などを確認し、違反しないように注意することが重要です。
また、本業や副業、プライベートのバランスを取りながら効率的に時間を使うことも求められます。
『複業』『兼業』『副業』とは、どれも本業以外に行う追加の仕事を指しますが、それぞれにやや異なるニュアンスがあります。
まず『複業』とは、複数の本業を並行して行うことを指します。
複数の業種や職種を持ち、それぞれの仕事をバランス良くこなすことが求められます。
毎日決められた時間に出社し、時間的拘束が長い会社員を掛け持ちすることは難しいため、多くの場合で成果主義型の仕事を複数行っているケースがほとんどです。
続いて『兼業』とは、本業以外の会社で勤務して業務を行うことを指します。
例えば、会社員が昼間は本業で業務をこなした後に、別の会社でアルバイトをする場合などを指します。
昼間は常勤の医師として働いている方が、夜勤の病棟でアルバイトする場合などが兼業に当てはまるでしょう。
最後に『副業』とは、メインとなる本業を続けながら、自分の能力や専門性を個人事業主(フリーランス)として発揮して報酬を得る働き方を指します。
自分が持っている専門的なスキルを活かしたスクール運営や、趣味の知識を活かした情報発信などを行ってブログやYouTubeを運用することが当てはまります。
最近では、スマートフォンやパソコンなどの普及により、オンライン上での副業が増えています。
いずれも非常に似通った言葉であり、明確な定義を持って使い分けられているものではありません。
あくまでも本業に対しての活動の割合や、収益の状況、雇用形態などによって意味合いが変わる可能性があります。
会社規定や社会保障制度、税区分など、法的にはそれぞれ区別されていることが多いため、ご自身の状況に合わせて使い分ける必要があるでしょう。
企業が副業を禁止する理由は様々ですが、主に知的財産権の侵害や競業避止義務の侵害を防ぐためや、社員が働きすぎにより本業に支障が出ることを懸念して禁止する…等が挙げられます。
労働時間の増加により引き起こされた心身の疲労によって本業に支障が出たり、副業が危険を伴う業務であった場合など、様々な問題が考えられるため、特に小さな会社や昔ながらの慣例を大切にする会社では副業が認められづらい傾向があります。
副業を始める一番の理由は『収入の増加』を目的としていることがほとんどです。
特に近年はコロナ禍による経済的な不安感や在宅勤務の増加によって、副業を始める人が増えています。
また、収入の増加の他には、副業によってスキルアップを目指す方も多く、副業で得た知識や経験を元に本業で活かすことが可能です。
近年では本業に不安を感じている方も多く、万が一の際のリスク分散のために副業で収入を増やせるよう活動している方もいます。
会社規定で副業が禁止されている場合は基本的に副業を行うことは避けた方が良いでしょう。
しかし、法律に則って考えるのであれば、副業を禁止する規定を設けることは個人の権利の侵害に当たるため、無効となります。
(もちろん公序良俗に反する副業については会社の評判にも関わるため、規定を設けることは企業の権利として認められています。)
しかし公序良俗に反さず、会社の機密情報等を漏らさなければ、会社規定で副業が禁止されていたとしても法的には全く問題なく副業をすることが認められています。
(万が一会社にバレた時は昇進、昇給に影響がある可能性があることも念頭に置いておきましょう)
※ただし、公務員については例外で、全面的に副業が禁止されています。
こちらは正当な解雇、懲戒の事由になるため副業は控えた方が賢明です。
では、どうすればより会社にバレにくく副業することができるのか?
気を付けるべきポイントを4つ紹介しましょう。
まず第一に、副業している事実を誰にも話さないことを徹底するのが大切です。
副業をしていることを同僚などに話すと、副業を禁止している会社ではトラブルの原因になることがあります。
たとえ信頼できる間柄であっても、副業をしていることを社内の人には絶対に公表しないようにしましょう。
終業後に長時間働くなども控えるようにしましょう。
会社が休日の日に副業を行うなど、副業と本業の時間を明確に区別することが大切です。
あまり働きすぎてしまうと健康にも影響が出てしまうので気をつけましょうね。
一定以上所得を得たらきちんと申告・納税することが大切です。
会社員で副業を行なっている場合は、本業で年末調整を行いますので、そこで発行される会社員としての収入を証明する源泉徴収票と、自分の事業で得た収入を合算して確定申告する必要があります。
なお、会社員として得た収入は『給与所得』となり、税金は給料から自動で引かれたままにすることが可能です。
(特別徴収)副業で得た収入は『事業所得』となり、これは自宅に送られてくる支払い用紙で自分で払うことで会社にバレるのを防ぐことが可能です。(普通徴収)
副業の調子が良いと、そのことばかり考えてしまって、メインの本業に対して疎かになる可能性があります。
副業を会社にバレないで続けるためには、メインの業務も手を抜かずにしっかりと集中して取り組むようにしましょう。
また、会社のパソコンなどで副業に関する調べ物をするなど、業務に関係のないことをすると、そこから疑われてしまう可能性もありますので、会社の貸与品では副業に関わることに使用するのはやめましょう。
実際に副業を始めるにあたって何から始めれば良いのかわからない…といった方も多でしょう。
そんな方に向けて、副業を始める際におすすめの業種を今回は6つピックアップしてみました。
副業選びの際はぜひ参考にしてみてください。
物販は初心者でもスタートしやすい副業のひとつです。
メルカリやラクマなどのフリマサイトで不用品の販売からスタートすると良いでしょう。
何度か出品を繰り返すことで、どのような商品が売れやすいのか分かってきますので、次は実際に仕入れて販売することにチャレンジします。
手先が器用な方ならハンドメイド作品を販売するのもおすすめです。
原価が低いものでも付加価値をつけて販売することができるので、趣味とビジネスを両立することが可能です。
物販は特別な技術がなくとも家の中の不用品を販売するだけで数万円~十数万円は簡単につくれるので、気軽に始められ、かつある程度稼げる点がおすすめのポイントです。
休日などを活用して週1日~アルバイトを行うことも可能です。
タイミーなどを使って単発でお仕事することで、予定のない休日にお金を稼ぐことが可能です。
単発のアルバイトは一般的に『雑所得』として税の管理を受けますので、年間で20万円以上の利益が出た場合は確定申告が必要となります。
クラウドソーシングサイトなどを活用してライティングをする方法もおすすめです。
一般的な文章作成スキルがあれば、その他は特別なスキルがなくとも収益をあげることが可能ですので、普段から文章を読むのが好きな方や、自分の意見を文章にまとめるのが得意な方はぴったり。
ブログやSNSなどで商品紹介を行い、利益を得る副業の一つです。
まずはASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ※アフィリエイト広告をまとめて紹介しているサイトです)のセルフバックから始めると良いでしょう。
セルフバックとは自分でASPに掲載されている案件に申し込み、紹介報酬を受け取るというものです。
自分の生活で必要なものを購入する際に、ASPのセルフバックを活用することで、5万円程度は簡単に作れます。
一通りセルフバックした後は自身のブログ運営やSNS運用などで収益化を目指しますが、最初はなかなか売れないため、根気強く継続することが大切。
トライ&エラーしながら継続することでスキルアップにもつながるので、マーケティングの知見も身につきますし、長期視点で見れば世の中に公開してからはある程度手間をかけずに収益を上げ続けてくれるため、かなりおすすめのジャンルです。
勉強するゆとりがある人はプログラミングを始めてみても良いでしょう。
こちらは現代社会において非常にニーズが高く単価も高いため、独り立ちできる程度までスキルアップすることも十分可能です。
しっかりと勉強すれば長期的に活躍できるため、手に職をつけたいと考えている方にもぴったり。
IT業界は移り変わりが激しいため、常に新しいプログラミング言語を習得し続ける必要がありますが、勉強が苦にならない方やフリーで稼いでいきたいと考える方には向いています。
EC(Eコマース)サイトとは、Amazonや楽天、Yahooショッピングなど、インターネットを介した商品の販売を行うサイト運営を指しますが、ECサイト運営も副業としておすすめです。
Amazonのようにジャンルを問わず多岐にわたって商品を取り扱っているサイトもあれば、熱帯魚の専門ECサイトなど、特化型のサイトもあるため、自分の得意なジャンルに合わせて商材やサイトを選ぶことが可能です。
自分でイチからサイト作成を行うことも可能ですが、既存のプラットフォームを活用して商品を販売するのが一般的です。
個人の運営でも月に何百万円と売上を上げることも可能なため、やり方次第では法人化を目指すこともできる、将来性のある業種です。
ECサイトの管理人など、業務委託募集をされているケースも多いため、まずは他の人のECサイト運営を手伝ってノウハウを吸収してから自分でECサイト上に出店すると良いでしょう。
今回は副業について解説しました。
本業にプラスして収入を得たいと考えている方は、ぜひ副業にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
上記で紹介した以外にも副業として稼ぐ方法としておすすめなのが『代理店・フランチャイズ運営』です。
カケハシでは常時さまざまなジャンルの代理店開業案件を紹介していますが、中でも副業に的している案件もございますので是非チェックしてみてください!